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猫との生活

リル(肥大型心筋症)通院4回目:ついに体重が3kgを超えた日!

公開日:更新日:2019.09.30

前の診察日からのリルの様子は、だるそうに寝てばかりの日があったかと思えば、楽しそうにおもちゃやカイトを追いかける日もあります。
薬の量を減らした影響は今の所は大丈夫そう。

朝、カイトと一緒に私たちが起きるのを待っている日もある。

はよ起きぃ~!って

8月23日(金)に診察を受けに行きました。
危機察知能力の高いリルを捕まえるのは苦労しました。
私が外出用の服を着ている間は抱っこさせてくれなくなったばかりか、近づいただけで緊急避難用のスペースに逃げ込んでしまいます。
来客時に安心できる様に作った猫達用シェルターが飼い主すら遠ざけてしまうとは…。
諦めたふりして掃除したり夕食作ったりしていたらかなり時間が経ってからやっと出てきたので捕まえました。
次回はもっと学習しているだろうからどうやって捕まえようか。

病院は運悪くとても混んでいて待合い室で40分くらい待つことになりました。
延々と犬ちゃんが飼い主さんの首に鼻を押し付けて「キャワワワワ!キャワワワワ!」と数秒おきに耳をつんざく様な悲鳴をあげている。
怖いんだろうな。
リルが怯えるからもう少し静かにしてくれないかな…。
無理だよなぁ。怖いもんねぇ病院。
何より犬ちゃんが鼻を押し当てている飼い主さんは耳元であの声を聞かせられ続けてるんだから大変だろうな。
頑張れ、犬ちゃんと飼い主さん。

そんな事を考えながらキャリーケースの中のリルを時々覗く。
初め軽くパニックになっていたので大きなタオルをかけて暗くしてあげたら落ち着いた様で、香箱座りして目を見開いていた。
「リル、もうちょっとだよ。ママが側にいるからがんばろねー」と、心配させない様に柔らかい声音で話しかけたりする。

診察室の中ではまたすごい力で「私はキャリーケースから絶対に出ない」という意思表示をしてくる。
先生と2人がかりで引っ張り出し、体重を図ると3.048kg!!!
わー!リルの体重が初めて3kg超えた!
思わず「3kgやった!」と口にも出てしまった。テンションが上がる。
この4年ずっと目指してきた3kgオーバーだ!やったー!リルやったー!!

前回と同じくGoogleのスプレッドシートに記録した呼吸カウント表を見せながら、だいたい1分間に40回前後である事や、ご飯はもりもり食べている事などを先生に伝えた。
聴診器で心臓の音をしばらく聞いていた先生でしたが、
「うーん、やっぱりよく分からないですねぇ」と先生は言った。

私が日頃のリルの様子を喋りすぎたせいなのか、猫の心臓病の統計が少ないのか、理由はよくわからないけどわからないと言われた事に一瞬不安になってしまった。
けどたぶん統計が少ないんだろうなと思った。
猫は本能で体調不良を隠すから、8割は末期症状が出るまで気づかれないんだそう。
野生の中で体調不良がバレたらすぐ狙われるからだろうな。

利尿効果のある薬は明日から1日1回1/4錠に減らすことになった。
薬を減らした後、体調の変化をまたしっかり観察する事になりました。
ほかの心臓の薬2種類はずっと続けて行く事になるそうです。

最近やっと薬を飲ませる事に慣れて来て、リルの好きな焼きかつおで巻いてから口の中に放り込んでます。
それでも錠剤だけ上手にペッと吐き出すので、口に放り込んだらすかさず次の焼きかつおを千切って口元に持って行くと、大好きなので慌てて口の中のを飲み込んで次のやつを食べようとしてくれます。

おいしいものだけ食べていたい

おかげで無理やり口に薬をねじ込む必要がなくなった。
夫は細かい作業が苦手だそうで、私が居ない時はリルに口を開けてもらって喉の近くに放り込んでいるそうです。
それでもリルもちょっと慣れて来て、上手に飲み込んでくれると言っていました。
ずっと飲んでもらわないといけないから、出来るだけ苦手意識が芽生えない様に2人で工夫していこうと思います。

リルに乱暴したり優しくしたりするジャイアンなカイト

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