2019年の一覧

リル(肥大型心筋症 通院6回目)食生活を見直そう

30日分処方していただいていた心臓の薬
「アピナック 12.5mg(1日1回半錠)※ 慢性心不全の症状を改善のお薬」
「ピモベハート 1.25mg(1日2回1錠)※僧帽弁閉鎖不全による慢性心不全改善のお薬」
が少なくなったのでリルを連れて病院へ。

前回病院に連れて行ってからしばらくは私がよそ行きの服に着替えただけで危険を察して逃げてしまっていましたが、1ヵ月くらい開いたので完全に油断しており、あっさり捕まえました。
キャリーケースに入れる瞬間あきらかに「ウソやろ…(゚ω゚;)」って顔をしていました。

遊びで潜り込んだら
すっかり気に入って出てこないリル

動物病院に移動する間ずっと鳴いていたけど、待合い室に入るといつも通りキャリーケースに敷いていたタオルの下に潜り込んで隠れていた。
今日も誰かの犬ちゃんがキャンキャンと絶叫してる。

最近のリルはとても元気でまるで病気なんて無いかの様に走り回っています。
でも前と違うのはすぐに息切れしてしまう所ですね。
と、先生に報告しながら診察台に乗せました。

体重は3.3kg!すごい!

診察室に居た先生、夫、私は思わず声を揃えて「オオッ!」と言いました。
避妊手術を受けた7月13日のリルの体重は2.4kgでした。
この短期間で1kg近く増えた事になります。

やったぞリル!すごいぞリル!

食欲旺盛で息が大きく乱れる事も無く、安定して生活できているという事で次も1ヵ月後に診察に来ることになりました。

ただし、体重が急激に増えているので3.5kgくらいになったら食べすぎ・太りすぎに注意して下さいとの事です。
太りすぎも心臓に負担になりますもんね。
体重が安定したら「診察に来る月」「お薬だけ買う月」を交互にしていっても良いとの事でしたので、リルの為に私たちが体重調整してあげられる様にがんばろう。

診察が終わり、リルを捕まえていた先生と夫の手が離れるとロケットみたいに素早くキャリーケースの中に戻っていった。
「相変わらずすごい速さですね!」と先生が笑っていた。
これに入れば家に帰れるってわかってるんでしょうね。かしこいなぁ。

今日も30日分のお薬を処方していただきました。

行きの車内ではすごい鳴いてたのに、帰りは楽しそうに外を眺めていました。
おうちに帰れるってわかってるから余裕なんですね。

帰宅するとお留守番していたカイトは寂しくて鳴いていた様で、いつも駄々をこねるときに使うねこじゃらしの位置が移動していた。
いっつもコレに噛みついて 「誰か来て!ぼく寂しい!」みたいな感じの大きな声で「ニャオオン!」って鳴くんです。

家に帰ったリルはいつもどおりしばらく玄関とリビングを行ったり来たりしていましたが、次第に落ち着いてカイトとお昼寝してました。

どこでも仲良し

今のカイトとリルの食生活はこんな感じです。

カイト

いなば CIAO ちゅ~る まぐろ&ほたて貝柱(半分)
キャネット こく旨リッチ お魚&お肉グルメ
シーバ キャットフード デュオ プラスヘアボールクリア(半分 )
※ずっと寝て、たまに起きて朝の残り食べてる
おやつ:やわらかささみ(2本)
いなば CIAO ちゅ~る まぐろ&ほたて貝柱(半分)
キャネット こく旨リッチ お魚&お肉グルメ
シーバ キャットフード デュオ プラスヘアボールクリア(半分)

リル

いなば 焼かつお 海鮮ミックス味(1本)
フィリックス やわらかグリル ゼリー仕立て チキン(半分)
ロイヤルカナン プロテインエクシジェント
キャネット こく旨リッチ お魚&お肉グルメ (カイトのを奪う)
※ずっと寝て、たまに起きて朝の残り食べてる
おやつ:ねこちゃんのおやつ(2本)
いなば 焼かつお 海鮮ミックス味(1本)
フィリックス やわらかグリル ゼリー仕立て チキン(半分)
ロイヤルカナン プロテインエクシジェント
キャティーマン ねこちゃんの国産牛乳
キャネット こく旨リッチ お魚&お肉グルメ (カイトのを奪う)

こうやって書き起こしてみると食べさせすぎてる気がする。
「ロイヤルカナンいらなくない?」「でも一番栄養がしっかりしてそう」等々、今後どんなメニューにしていくかを夫と相談中です。

避妊手術前は牛乳と焼きかつおとロイカナしか食べない偏食さんだったので、手術以降の食い意地凄まじくて困惑しています。
でも、こうやっておへそ上に向けて寝る事なんて絶対なかったのに、のんびり寛いでる姿を見るとほんとに嬉しいなと思います。

ヘソ天

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リル(肥大型心筋症 通院5回目)

最近のリルは本当によく食べる様になって、子猫の頃付けていたあだ名「まんまるちゃん」にまた戻ってきました。
顔がフクフクして可愛い。お尻がブリブリして可愛い。
毛艶もとても良くなって、ガリガリで骨ばっていた頃に比べたら本当に健康的な見た目になりました。
避妊手術を受けて良かったなと心から思う。

9月1日の日曜にお薬を貰いにリルを連れて病院に行きました。
今日も病院は混んでいて全体的に犬ちゃんが8割。後は猫ちゃんウサギちゃん。

またもや怯える犬ちゃんが1匹居て、今日の子は誰か呼ばれる度にギャン泣きしていた。怖がりなんだろうな。しかしちょっとうるさい。

隣の席になったので「かわいいな。大丈夫だよ」と声をかけてみたけど、犬ちゃんは歯をむき出して私に怒ろうとしたので、飼い主さんが「こーら!」と言いながら向こうに隠した。

リルが呼ばれるまで約40分。
キャリーケースに布をかけて隠し、時々中を覗くと目をまん丸に見開いて座っていた。怖がっている様子だった。
出掛ける雰囲気を感じ取られると猫シェルターに避難されてしまうので、今日はそんな雰囲気を一切出さず、部屋着のままリルに近づいて撫で、油断した隙に抱っこしてキャリーケースに入れたので一切抵抗されなかった。
きっとリルは「騙された!」と悔しがっていると思う。
次回はどうやって捕まえようかな。

診察室に入ってまたキャリーケースから出すのに苦労する。
絶対にここから出ないという強い意思でケースに爪を立ててしがみ付くリルは、毛並みが良くなった事でツルツル滑り、捕まえても捕まえてもウナギの様に手をすり抜けた。

やっと引っ張り出して体重計に乗せる。
今日は夫も一緒で腰痛でボロボロながらリルを心配してきてくれた。
が、暴れるリルの首根っこを持とうとするので「大丈夫掴まなくてもリルは両目を真っ暗にすれば暴れなくなる」とアドバイスして片手でリルの目を覆ったら大人しくなった。

前にテレビでワニを大人しくさせる方法を見て真似してみたら案外使える手だったので、動物病院に来る度にそうやって大人しくさせています。

ワニ…。

今日のリルの体重は3.06kg。増えてる増えてる!
スコティッシュの女の子の平均は体長60cmの場合 3~5 kgらしいので、 4kgに近づいたら食べすぎに注意してあげようと思います。

病院の恐怖から興奮したリルは呼吸が早く、先生に心配されましたが家に居る間は落ち着いているので、大丈夫だろうという事で、今夜から利尿効果のある「フロセミド」は使わないことになった。

薬を辞めた直後の体調変化に注意して、1ヵ月後にまた診察という事になりました。ただし、その間に呼吸が荒くなったり様子に変化が見られた場合はすぐに連れてきてくださいというお話でした。

それを過ぎれば1ヵ月毎に薬だけ買いに行く月と、リルを連れて診察&薬を買う月を繰り返すそうです。

診察が終わり手が離されるとシュバッと風を切る様にキャリーケースに戻っていくリル。
この素早さ毎回みんなで笑ってしまう。
リルは必死なんですけど、微笑ましく感じてしまいます。

お薬+診察代で今日の会計は1万円弱。
保険に入っておけばよかったなぁ。

カイトは今は元気だけど同じスコティッシュだし、何があるか分からないから入っておこうかなぁとぼんやり考えつつ、リルの命がお金で伸ばせるなら安いもんだと夫と話しながら帰宅しました。

帰宅後またなんだか寂しそうにリルが「ニャーオ」と鳴きながら家じゅう歩き回ってた。
なんでお出かけから帰ってきたらしばらくあんな感じになるのかな。
翻訳こんにゃくがほしいな。

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リル(肥大型心筋症)通院4回目:ついに体重が3kgを超えた日!

前の診察日からのリルの様子は、だるそうに寝てばかりの日があったかと思えば、楽しそうにおもちゃやカイトを追いかける日もあります。
薬の量を減らした影響は今の所は大丈夫そう。

朝、カイトと一緒に私たちが起きるのを待っている日もある。

はよ起きぃ~!って

8月23日(金)に診察を受けに行きました。
危機察知能力の高いリルを捕まえるのは苦労しました。
私が外出用の服を着ている間は抱っこさせてくれなくなったばかりか、近づいただけで緊急避難用のスペースに逃げ込んでしまいます。
来客時に安心できる様に作った猫達用シェルターが飼い主すら遠ざけてしまうとは…。
諦めたふりして掃除したり夕食作ったりしていたらかなり時間が経ってからやっと出てきたので捕まえました。
次回はもっと学習しているだろうからどうやって捕まえようか。

病院は運悪くとても混んでいて待合い室で40分くらい待つことになりました。
延々と犬ちゃんが飼い主さんの首に鼻を押し付けて「キャワワワワ!キャワワワワ!」と数秒おきに耳をつんざく様な悲鳴をあげている。
怖いんだろうな。
リルが怯えるからもう少し静かにしてくれないかな…。
無理だよなぁ。怖いもんねぇ病院。
何より犬ちゃんが鼻を押し当てている飼い主さんは耳元であの声を聞かせられ続けてるんだから大変だろうな。
頑張れ、犬ちゃんと飼い主さん。

そんな事を考えながらキャリーケースの中のリルを時々覗く。
初め軽くパニックになっていたので大きなタオルをかけて暗くしてあげたら落ち着いた様で、香箱座りして目を見開いていた。
「リル、もうちょっとだよ。ママが側にいるからがんばろねー」と、心配させない様に柔らかい声音で話しかけたりする。

診察室の中ではまたすごい力で「私はキャリーケースから絶対に出ない」という意思表示をしてくる。
先生と2人がかりで引っ張り出し、体重を図ると3.048kg!!!
わー!リルの体重が初めて3kg超えた!
思わず「3kgやった!」と口にも出てしまった。テンションが上がる。
この4年ずっと目指してきた3kgオーバーだ!やったー!リルやったー!!

前回と同じくGoogleのスプレッドシートに記録した呼吸カウント表を見せながら、だいたい1分間に40回前後である事や、ご飯はもりもり食べている事などを先生に伝えた。
聴診器で心臓の音をしばらく聞いていた先生でしたが、
「うーん、やっぱりよく分からないですねぇ」と先生は言った。

私が日頃のリルの様子を喋りすぎたせいなのか、猫の心臓病の統計が少ないのか、理由はよくわからないけどわからないと言われた事に一瞬不安になってしまった。
けどたぶん統計が少ないんだろうなと思った。
猫は本能で体調不良を隠すから、8割は末期症状が出るまで気づかれないんだそう。
野生の中で体調不良がバレたらすぐ狙われるからだろうな。

利尿効果のある薬は明日から1日1回1/4錠に減らすことになった。
薬を減らした後、体調の変化をまたしっかり観察する事になりました。
ほかの心臓の薬2種類はずっと続けて行く事になるそうです。

最近やっと薬を飲ませる事に慣れて来て、リルの好きな焼きかつおで巻いてから口の中に放り込んでます。
それでも錠剤だけ上手にペッと吐き出すので、口に放り込んだらすかさず次の焼きかつおを千切って口元に持って行くと、大好きなので慌てて口の中のを飲み込んで次のやつを食べようとしてくれます。

おいしいものだけ食べていたい

おかげで無理やり口に薬をねじ込む必要がなくなった。
夫は細かい作業が苦手だそうで、私が居ない時はリルに口を開けてもらって喉の近くに放り込んでいるそうです。
それでもリルもちょっと慣れて来て、上手に飲み込んでくれると言っていました。
ずっと飲んでもらわないといけないから、出来るだけ苦手意識が芽生えない様に2人で工夫していこうと思います。

リルに乱暴したり優しくしたりするジャイアンなカイト

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リル:薬の量

初めに処方された薬を飲み切ったので、8/17(土)の朝からフロセミドの量を1日2回4分の1に変更しました。
薬を減らした影響が心配なので様子をよく観察します。

午前中は眠ってばかりで過ごしていたけどご飯はしっかり食べるし、日曜の朝には楽しそうにおもちゃで遊び、珍しく「ピニャニャニャー!」と叫びながら2階に駆け上がって行った。
心臓に負担がかかるんじゃないかと心配になるけど、あんなに楽しそうな姿を見るのは久しぶりで夫と一緒に喜んだ。

少ししんどそうにお昼寝しているかと思えば、ご飯をたくさん食べ、遊びたそうにおもちゃの入っている棚を見上げる。

午後には大好きな陽のあたる窓際で規則正しく呼吸しながらぐっすり眠っていた。

大丈夫そうで安心しました。
薬はご飯に混ぜるのはやめて、私が抑えて夫が口に錠剤を投げ込む連携で飲ませることにしたけど、どちらか片方しか家に居ない時はどうしようかな…。

リルは細いけど凄い力なのでリルが痛くない様に力加減して一人で抑えるのはすごく難しいんですよね。
練習しなければ…。

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リル通院3回目:肥大型心筋症

リルが拡張型心筋症の診断を受けてから6日。
今日は薬の効果を見るためレントゲンを撮る日です。
朝ごはん+飲み薬を用意しましたが、毎度ご飯になにか混ぜられている事に気付き始めたリルは、私をちょっと疑う様になっていて、食べるのを嫌がって別の部屋に行ってしまった。

いつも遊んだ後は積極的にご飯を食べてくれるけど、運動はさせないでと言われてしまっている今、どう対処したらいいか悩ましい。
前の日の夜、猫じゃらしに手を出していたのでリル自身は遊びたいんだと思う。
胸が苦しくなってから遊ぼうとせず寝てばかりだったので、この6日間で状態は改善しているんだろうな。

昨夜のリル
昨夜のリル

リル一番のお気に入りであるおもちゃを手に取ると、音を聞きつけて嬉しそうに飛んできたので、興奮させない様に、走らせない様にゆっくり振ってみたらすごく喜んでくれた。
リルが楽しそうにしている姿を1週間以上ぶりくらいに見た。
その後、遊び足りない様でカイトを誘って遊びはじめ、落ち着いたら薬が混ざったご飯をちゃんと食べてくれた。
安心して仕事に出勤。

楽しそうなリル
楽しそうなリル

お昼過ぎに夫に、今日はレントゲンの日だからリルにできるだけ何も食べさせない様にLINEで連絡した。
病気の診断をするのがお医者さんなら誤診に繋がる要因を排除するのが私達の役割だと思う。

定時ダッシュで帰宅し、病院に連れて行く準備をしていたら気配を察したリルが2階に避難してしまった。
しかも今日は手が届かない場所に逃げ込んでしまって困った。
すると1階で夫がおやつの袋をカシャカシャと振った。
間食していなかったリルはサッと飛び出てきて階下に走って行ったので、これ幸いと捕まえる。

しかしキャリーケースに入れようとしていたら、夫が「期待して出てきたのに可哀そうだ。おやつ1本だけあげよう。」と言います。
可哀そうだから。
たしかに。
でも、横から肺を撮るレントゲンにおやつが異物として映ったりしないか。
肝心の肺の影を隠してしまわないか。
「かわいそうだけど、お願いだからここは我慢させて。誤診に繋がる可能性は無くしたい」と返事して外に連れ出した。
夫の気持ちも分かります。
期待を裏切ってガッカリなんてさせたい訳じゃない。

でも、この病気はもう治らないから、一番苦しい日が1日でも遠くなる努力を毎日していきたい。

診察室に入ると先生はまず、「前回、呼吸数を数えるお話をしましたが測れましたか?」と聞いてきたので
「参考になるかなと、一緒に暮らしているカイトも可能な時は呼吸数を数えてきました。」
と言いながら、Googleのスプレッドシートに作ったカウント表をお見せしたら「スマホでこんな事できるんですか!?」と驚いておられた。
すぐ調子こく私ですが、ふざけられる程テンションをあげられず「そうなんです。へへっ」と笑う。
Googleさん、ありがとう。

Googleスプレッドシート活用中
Googleスプレッドシート活用中

先生もご実家で猫を飼われているそうで試しに呼吸数をカウントしてみたそうですが、やはり猫は個体差もあって難しいですねとおっしゃていた。
カイトも浅くて速い呼吸をする(太りすぎ?)ので、確かによく分からない。

「毎日見ていたら明らかに苦しそうな様子とか、表情で分かると思いますし、併せて観察を続けてください。」
との事でした。
という事で引き続き、呼吸数の記録は付けていきます。

次にレントゲンを撮る為、リルは先生に抱っこされて別室に移動しました。
私達は診察室に残り、手持無沙汰なので最近撮ったカイトとリルの写真を夫に見せながら待ちます。

しばらくするとリルが戻ってきました。
キャリーケースに入れてあげると下に敷いていたバスタオルの下に潜り込もうとしています。すごく怖かったよね。ごめんね。

レントゲンの結果、肺はこの6日でかなり綺麗になっていました。
白いモヤは消え、黒く写っていた為ちゃんと水が抜けた様です。
心臓は相変わらず大きいのですが、もうこれはどうしようもないとの事。

進行性の病気である事から、今後ずっと心筋症の薬「アピナック 12.5mg」「ピモベハート 1.25mg」を続けていく事になります。

ただし、利尿作用のある「フロセミド 10mg」は前回処方された分を飲み終えたら今は1回1/2錠であるところを1回1/4錠に減らし、最終的に止めていくとのこと。
ただし、減らした途端体調を悪くする子も居るそうなので、1/4錠に減らした日から2、3日はしっかり見守る必要があるそうです。

次の通院は今残っている薬を飲み終わった後、今日処方される薬(8日分)を全部飲み終えた辺りでとのことでした。
ただし、少しでも様子がおかしければ電話でも良いので連絡をくださいとおっしゃってくださいました。

診察の後、私たちの質問にも色々回答してくださいました。

  • 肺に水が溜まるのはどうしてですか。
    • 肥大型心筋症は心臓の左側がダメになる病気で、心臓の左側は体に血液を押し出す役割を担いますが、この力が弱まって血液の循環不全を起こすことが原因です。酷い場合は胸水や腹水が溜まってしまうのですが、今回はそこまで進行していません。
      お腹が膨らんで来た、いつもと様子が違うという事があればすぐに連れて来てください。
  • 次に出る症状はどの様なものが想定されますか?
    • 個体差があり、治る病気ではありませんので、投薬を続けてこの子がどこまで頑張れるかというお話になります。
  • 薬を飲まされている事に気付いた様で薬が混ざったご飯を嫌がります。
    飲ませ方にコツはありますか。
    • どうしてもご飯と一緒に食べてくれない時は、首を真上に持ち上げ、口を開けさせて喉の奥に薬を落とすとスムーズに飲み込みます。舌の上に落としてしまうと吐き出してしまいます。
      猫ちゃんはわたしたち人間と違って首を真上に曲げても呼吸できるので、まっすぐ上を向かせてあげてください。

一通り聞き終えて病院を出ます。
今日の診察代は「診察+レントゲン撮影+お薬」で7000円弱でした。

外はすっかり暗くなってしまっていたのと、台風10号の影響で雨が降っていたので窓を開けられず、リルに外の景色を堪能させてあげることが出来なかったけど、帰れることが分かると気持ちに余裕が出来るのか興味深そうに外を眺め、帰宅後はいつもの様に玄関にもう一度行きたいと言いたいかの様にしばらく鳴いてた。

そしてすっかり疲れた&お腹が空いた様で、私の指までかじりながらご飯と一緒に夜の薬をペロリと飲んでくれた。
リルちゃん、お疲れ様でした。

おつかれリルちゃん
もう疲れたわぁという表情のリル

お留守番をしていたカイトは、リルばかり構う様子を見てすっかり拗ねてしまっていたので、リルが寝てからしっかり甘やかしました。

ぼくのことみんな見えてますか・・・?

「もう治らない」という言葉をボーっと思い浮かべます。
あれからネットで肥大型心筋症のページをたくさん読みました。
読めば読む程、リルの最後の日を想像してしまいます。
考えたくない自分と、考えなければならない現実の間で途方もない気持ちになります。

今までたくさんの猫と暮らしてきました。
いつか来るお別れが辛すぎて猫を愛せない時期もありました。
でも今の自分はカイトとリルを我が子の様に大事に思っています。

自分に出来る事はなんでもやって、2匹が不自由なく暮らしていける様にしてあげたいと思っています。

夜、2階の寝室に移動しながら階段の下を見るとリルがじっとこちらを見上げていました。
あのかわいいリルが、そう遠くない未来居なくなってしまうのかと想像しただけで頭が割れそうです。
その日が必ず来るのだと理解できても、心はついていけそうにないので、今は考えない様にして私に出来る事、やらなければならない事をしっかり果たしていきたいと思います。

2019年の一覧

リル通院2回目:肥大型心筋症

8月8日にリルを病院に連れて行ってから3日経ったので経過を診てもらいに日曜に病院へ行きました。
大事な話なのでカイトは連れて出ず、夫と一緒に先生のお話を聞きに行きます。

お出かけ用の鞄を持っただけで私から距離を取ってしまう用心深いリルなので、そしらぬフリで出かける服に着替えたのですがもう病院に行く事がバレて逃げられてしまいました。
2階で縮こまっていた所を捕獲し、バタバタ暴れるのを抑えてキャリーケースへ投入。病院に行く恐怖で心臓がどうにかなってしまいやしないかとすごく心配なので移動中ずっと声をかけた。

診察室でもキャリーケースの中で小さくなって怯えていたけど、なんとか2人がかりで出し、診察台の上へ出そうとするもすごい力で頑張られたので先生が「すごい力だ。」と呟いていた。

リルが病院で先生からこれを言われる度に、ゴールデンカムイのアシリパさんを思い出して微笑ましく思う。

無事、診察台の上に乗ったリルが出来るだけ怖くない様に両手で目を覆って頭を優しく撫でました。
先生が体温計を準備してる間また私のお腹にすごい力で潜り込もうとしてきたのですが、残念ながらママのお腹に穴は開かないのでオエッとなるくらいグイグイされただけで、リルは観念して可能な限り私に寄り添って縮こまっていた。

薬のおかげで呼吸も落ち着いていて、体重も特に減っておらず2.8kg。
体温は8度8分で平熱。

このまま経過を観察して、肺に溜まっていた水がきちんと利尿作用のあるお薬で抜けたかどうかは3日後に改めて診察を受け、その時にレントゲンを撮ってもらう事になりました。
この利尿作用のある薬は副作用として他の臓器(腎臓)に影響が出る為、いずれ止めていける様にしていくのが理想的だそうですが、先生は過去に高齢の動物を診た時に副作用の影響を懸念し、焦って薬をやめた事で残念な結果になってしまった子を診た経験があるとの事で、まだ若いリルならそう焦る事もないので慎重に進めて行きましょうとお話されていました。

ただ、犬の症例の方が多くあるそうで、猫のデータはあまり多くないとの事。
家でも1分間の呼吸数をカウントして記録する事になりました。

お薬は引き続き、前にもらったものを飲ませておけばOKとの事で、怯えるリルをキャリーケースに戻して帰りました。

家に帰れることがわかると元気になるリルは帰りの車の中では窓から外の景色を楽しそうに眺めていました。
家に帰ってからも、また前回と同じく何かを探す様な仕草で玄関に行かせてとしばらく鳴き続けていたので、もしかしたらもっと外の景色を楽しみたかったのかもしれないね。リルは外を見るのが好きだねと夫と話して笑った。

8月8日に処方していただいた薬の記録を付けていなかったので、ネットで調べてみた内容を書いておきます。

処方されているリルのお薬

アピナック 12.5mg (1回1/2錠)※1日1回

アピナック®錠は、ACE(アンジオテンシン変換酵素)阻害薬といわれる慢性心不全の症状を改善するお薬のひとつで、血管を拡張し心臓の負担を軽減します。

僧帽弁閉鎖不全症で「アピナック®錠」を処方されたペットオーナー様へ

ピモベハート 1.25mg (1回1錠)※1日2回

犬:僧帽弁閉鎖不全による慢性心不全に伴う症状の改善

ピモベハート錠 1.25(共立製薬株式会社)

フロセミド 10mg(1回1/2錠)※1日2回

フロセミド は、心不全、肝硬変、腎疾患による浮腫の治療に用いられるループ利尿薬の一つである。降圧を目的とした処方も行われる。性状は白色結晶性の粉末であり、水にはほとんど溶けない。経口投与でも筋注でも速やかに吸収され、血漿蛋白との結合率が高く、肝臓や腎臓以外の組織にはほとんど分布しない。

ウィキペディア

ピモベハートに「犬」と書いてあるところが気になった。
容量を守れば大丈夫なんでしょうけど、犬と猫に構造の違いってあるのかな・・・

リルひなたぼっこ

2019年の一覧

リルが肥大型心筋症

2日前の夜からリルがあまり遊ぼうとしなくなりました。おもちゃを見せてもだるそうに手でつつくだけです。

よく見れば呼吸が早く、胸ではなくお腹で息をしている様で、熱中症なのではと疑いました。でもお水も飲むし食欲もあるし耳も冷たくて熱はありません。

ただ呼吸が早いだけ。

1日様子を見ることにしましたが翌日も状態は改善していませんでした。病院が空いている時間に帰宅できず、夜が明けるのを待ちました。

今日はかかりつけの病院が午後からのみの診察だったので午前中は仕事に行き、午後帰宅すると相変わらずリルは辛そうです。食欲はあるけど浅く早い呼吸を繰り返し、だるそうにしています。

病院が開く時間を待って連れて行き、受付で事情を説明しました。熱中症でしょうかと聞きました。

診察室でリルはまず熱を測ると平熱だとわかり、次に肺の様子を調べるためにレントゲンを撮りに連れていかれました。戻ってきた先生は神妙な面持ちで心臓病の可能性が高いとおっしゃり、レントゲン写真を見ながら説明してくれました。

リルの肺には白いモヤがかかり、心臓が大きくなっているという説明です。

モヤは肺に水がたまっていることを示しているとのこと。

スコティッシュフォールドには骨の奇形をはじめとする疾患が多いことは承知していましたが、心臓病もそのひとつであることは知りませんでした。

俊敏で活発なリルがまさか心臓を患うなんて。

その時点では私は何も状況を飲み込めていませんでした。

心臓の状態をより詳しく診るためにエコーを使うということで準備する間、リルは慌ててキャリーケースの中に戻ろうと暴れ、それが叶わないと悟ると私のお腹に強く頭を押し付けて隠れました。

看護師さんと一緒に怖がりのリルをなだめながら大人しく検査を受けられるように声をかけました。
エコー検査の結果、心臓の壁は通常4mm以下なのだそうですが、リルの心臓は6mm以上になっていました。

「肥大型心筋症です」と言われました。

恐らく生まれつきの疾患でお薬なしの状態でがんばれる限界を迎えたのであろうこと。
1か月前に受けた避妊手術が引き金になったわけではないこと。
多くの心疾患は気付かれる事なく重篤化するため、このタイミングで気付けてよかったことなどが説明されました。

お薬で心臓の状態を補助し、肺に溜まった水は利尿作用のある注射で体外に排出するそうです。

私はここでようやく質問が思い浮かびました。
「これは、寿命にも影響する病気ですか?」

先生は暗い表情で「はい」と肯定しました。
ただし、お薬が合えばリルの頑張り次第でも変わってくるとおっしゃいましたが、私はそれを明るく捉えることが出来ず大変動揺してしまいました。

急変することも多く、病状が進めば突然死も起こりうるそうです。
お薬が合えば良いけれど、合わない場合はそう長くはないようです。

大切なリルが病気だったなんて。
これから先ずっとみんなで楽しく暮らしていくんだと思っていた。
いつかお別れする日は来るけど、それはまだまだ先だと思っていた。

部屋は涼しい温度を保ち、出来れば運動はさせない方が良いと言われて、遊ぶのが何より大好きなリルがもう飛んだり跳ねたり出来ないと思うととても可哀想です。
まだ4歳なんです。

説明を受け、肺の水を抜くための注射の準備をするために先生が部屋を一旦出る間、リルをキャリーケースに戻してあげました。怯えた様子です。
注射を打つ時は私が頭を両手で包んで撫で「リル、これが終わったらすぐ帰ろうね。もうちょっとね。」と声をかけます。
大人しくしてくれていました。

処方されたお薬の効き目を診るために次は3日後の日曜に診察を受けることになり、診察室を出ました。
待合室で会計を待つ間に先生が言った言葉を頭の中で思い返しながら、怖がっているリルをなだめていたら涙が落ちそうになった。
嫌だ。リルが側に居なくなるなんて耐えられない。
避妊手術の日、数時間居なかっただけで味わったあの空虚な気持ちが押し寄せてくる。

あんなにおもちゃで遊ぶのを毎日楽しみにしているこの子が今は苦しくて走り回れないなんてまだ信じられない。3日前まで元気に遊んでいたのに。

食欲がある。うんちも出る。綺麗に毛繕いもする。

考えれば考えるほど耐えられなくなって、帰りの車の中で泣いてしまったけど不安そうにこちらを見るリルに気付いて泣くのはやめた。

「リルがんばったね!パパとカイトが待ってるおうちに帰ろう!」
と、声をかけたらニャアと返事をしてくれた。

帰宅すると夫も仕事から帰ってきていて、病院どうだった?と聞かれた。
夫も私と同じく熱中症だと思っていたから伝えるのが辛い。
「心臓病だった。恐らく生まれついてのものでもう治らないと言われた。」と返事して、病院でのことを詳しく説明した。

お薬もずっと飲まなきゃいけない。もう激しい運動もさせられない。
いつ急変するかも進行によってはわからない。

あとどれだけ生きられるかわからないと言ったら、俺たちはリルを信じようと夫は言った。
自分たちが前向きにとらえなきゃ支えられるものも支えられないと。

そうだ現実を受け止めなきゃいけない。
私に出来ることは変わらない。2匹の命が終わるその日まで精一杯愛してかわいがって幸せな気持ちで毎日を過ごせる様にしてあげるんだ。

たくさん楽しい思い出を作って、いつか2匹が居なくなった時に、あの時はこうだったな、ああだったなって、思い出しては暖かい気持ちになれるように、後悔が残らない様に精一杯がんばるんだ。

リル、ママ飲みやすい様にお薬毎日工夫するから、リルの心臓も1日でも長く動いて。
リルが毎日幸せに暮らせる様に一緒にがんばろうね。と頭を撫でた。

その後、リルは先生が言っていた通り何度もトイレに行っておしっこを出し、その度に呼吸が少しずつ落ち着いて行って、翌朝にはかなり呼吸しやすそうになっていた。

夜のお薬は砕いてゼリーに混ぜ、朝のお薬は粗目に砕いてリルが好きな焼きかつおに挟んで食べさせた。
お薬が合うといいな。

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