新しい家族

待ちに待った5月24日。
縁あってご紹介頂いた方の家へ、新しい家族をお迎えに行く日です!
4月に産まれたスコティッシュフォールド4匹の中から1匹選ばせて頂く事になりました。
待ち合わせ場所に迎えに来て下さった猫ちゃん達の飼い主さん(綺麗なお姉さん!)にお宅まで案内して頂いて、玄関入ると4月末に生まれたまだ目も開いていない3匹も一緒に待っていました!!!
むほー!ぎゃわわわわ!!!かわいー!!

先に産まれた猫達のお母さんはアメリカンショートヘアで、後から産まれた子達のお母さんは三毛猫らしいです。毛色が全然違ってどっちも可愛かった!!!

好み的にはアメショー柄なので、先に産まれた子達の中から選ばせて頂く事に。
という訳で、ご対面ー!

言葉にならない可愛さかわいい!
3匹は男の子でオール半たれ耳。
1匹だけ女の子で立ち耳でした。

玄関先で順番に抱っこしてみる事30分。決まらない。
候補はアメショー柄が濃い男の子か女の子の、どちらかかなぁ~っていう感じでした。
ここで「良かったら4匹とも連れて行って、先に居る猫ちゃんとの相性を見てから決めますか?」という優しいご提案が!!

良いんですかー!私らみたいな今日初めて会った様なもん達に、大切な猫ちゃんを貸して下さるなんてすごく良い人!(そして美人!)

そのまま猫達が入ったカゴを借りて家に帰り、さっそくお留守番していたカイトにご対面です。

私「ただいまカイト!さあ!こっちおいで!!」
夫「子猫ちゃんだよ~(パカリ)」
カイト「・・・!?」

カイトがどんな反応するか様子見
カイトがどんな反応するか様子見

「なにこれ!?」みたいな顔して覗きこんでいました。
カイトが子猫に何かしそうな雰囲気も無かったので全員籠から出してみると、恐る恐る匂いを嗅いでみている。

驚いて怒るという心配はほぼしていませんでしたよ!
カイトは私達と遊ぶ時も爪を出した事は無いし(興奮したら噛むけど)、普段も優しい子です。
うちに来た日に一旦実家へ連れて行った時、大人の猫を見て大喜びして突進していたカイトなので、子猫に怒って手を出す事は無いと思ったのですが、思ったとおり大丈夫でした。
そっと触ってみたりして様子を見てます。

子猫達はわらわらと四方に散らばり始めます。
ここで個別紹介。

一番体が大きく活発なこの子。
顔もかわいらしく、たれ耳もはっきりしてて外見だけなら一番!
しかし男の子だけあってかなりやんちゃそう!そして少し気が強そう。
カイトと2匹で大暴れしたら家の中どんな事態になるんだろう・・・という事で早めに候補から外れました。

 

続いて飼い主さんからも「一番警戒心が強いんです;」というお墨付きのこの子。
ご覧の通り常に私達を警戒していました。
カイトがすごく臆病なので、もう一匹は出来れば大らかすぎるくらいの子がいいなぁ・・・という訳で、こちらも早めに候補から外れました。
しかしこのか弱い感じが私は好き!!!

続いて第1候補のこの男の子。アメショー柄が濃く、ぱっと視線を集める存在です。
来て早々カイトの足めがけてダッシュを決める等、度胸も座っていて性格もなされるがままの大らかさん。愛嬌たっぷりで一番心がときめきました。しかし男の子。
この子に決めた場合、カイトの子供を見る日はきっと来ないと思われる。でもカイトと相性は良さそうで本当に悩みます。
最後に第2候補の女の子。
常に無表情できょとんとしており、体が一番小さいです。
他の兄弟もこの子が大切らしく、常に誰かがくっついていっていました。女の子。そして性格もおっとりしていそう。これは強力な候補っ!!
しかし飼い主さんのアドバイスでは、ひっくり返した時に多少抵抗するので頭は良く次第に個性が強くなっていくと思われますというお話!
女の子って男の子より子供産む分母性が働くのか思慮深い猫が多いですもんね~。

よし、自由行動でどっちにするか決めるぞ!
という事でしばらく家の中をみんな自由に動いてもらいました。

大きい猫(カイト)の様子を伺う手前の子
大きい猫(カイト)の様子を伺う手前の子

手前の子が様子を伺いながら後ろの子に何かピーピー言ってます。

見守り方がちょっと怖い
見守り方がちょっと怖い

手前の子飛んで逃げちゃいました。
奥の子(女の子)はカイトに寄って行く。奥の子ポイント1!!

整列~
整列~

たまたまみんな1列に並びました。
カイトもさささ~っと寄って行って座ります。
そこへ女の子が飛び出してカイトに歩み寄ります!おお、この子はほんとポイント高い~!

女の子から積極的なアプローチ!
女の子から積極的なアプローチ!

という訳で、右の男の子は諦め

 

この女の子を迎える事に決定致しました!!
仲良くするんだよ^^
かわいいレディ

一旦全員連れてお返ししに行き、改めて女の子に決めましたとご報告。

持って行ったキャリーケースに女の子を移し、他の兄弟に挨拶して家を後にしました。
家を出た後、「ぴゃあ~」と細い声で鳴く子猫。寂しそう。
急にお母さんや兄弟と離してごめんね、うちで一生蝶よ花よと大切にするからね!!

帰り道、名前を考えます。
本当は、カイトを家族に迎えると決めたのが私で名前は夫が考えたため、今回は夫が猫を選んで私が名前を考える予定だったけど、どの子にするか決められなかった夫に代わり私が選んだので、名前はまた夫が考える事になりました。

最初に考えた名前は「杏子(あんず)」
「却下や。従弟の子が似たような名前や。あなたの妹さんの長女ちゃんも響きが似てる。違うのにしよう。」

夫は杏子がむちゃくちゃ気に入った様子で「えー!?」と言った後しばらく考え込んでいました。

夫「じゃ、何か候補出してよ!」

私「よっぽど杏子が良かったんだ・・・じゃあ和風に『葵』」
夫「呼びにくい」

私「るる」
夫「なんか違う」

私「きらら」
夫「違う」

私「リリー」
夫「呼びにくい」

全部却下。
そして夫が閃いた!とばかりに「リルは?」というので、なんだかかわいい響きだし呼びやすいので決定。

後で思い至った経緯を聞いたら「るるとリリーをくっつけただけ」との事でした
ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!

帰宅すると騒動から一転、しーんとした家でお留守番していたカイトが走り寄って来ました。

「カイちゃん、お留守番ありがとね。
さっきは小さい子いっぱい来てびっくりしたね。急にまたひとりぼっちになって寂しかったか?
でも今日であなたのボッチ留守番生活は終わる!」

ぱかーっと開いたキャリーケースから出てきたリルを見て走り寄るカイト。
おお、喜んでる様に見える!
大喜びしてる!!!
さっきは4匹も居たので気が引けて近寄れなかった様で、今度はぴったりくっついて手でつつきまくります。

リルが移動すればカイトも寄り添い、ずーっと手で触る!
甘く噛む。

親猫の匂いを取って早くうちになじめる為にとリルをお風呂に入れると、洗面所で洗ってる間ずっと私の服を引っ掻き続けるカイト(いじめてると思ってるの?)

お風呂後もリルにピッタリくっついて、トイレルームに入れると箱のフチからジーッと中を見たり、不意に飛び込んでリルをつつきます。

力加減分からなくてケガさせるんじゃないかとこちらは気が気じゃなくて、トイレルームの横に布団を引き、結局夜通し起きて見守ってましたが朝には仲良く遊んでいました。
(この見守りについては他に記事書きました。眠れない夜ご参照)
ご飯も一緒に食べるし、大丈夫・・・かな?

カイトがもっと小さいうちに2匹目を迎えられていたら力加減も学べただろうに、今はほんと見ててヒヤヒヤします。
今日、寝る間用のケージを買ってくると夫が言っていました。

リルを頼んだよ!カイちゃん!

今夜の見張りは夫の番。
私はゆっくり眠らせて頂きます!


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