本文にスキップ

猫との生活

流しジャーキー

公開日:更新日:2017.11.08

人間が流しそうめんを楽しむ夏、猫たちは流しジャーキーを楽しむ。

中2階に続く階段は片側にしか手すりを付けなかったのでスロープ状になっています。
その上にカイトがよく座っているんですけど、ある日おやつのジャーキーをあげようと呼んでもそこから動かなかったので食べさせに近寄りました。
しかし眠い様で食べっぷりが良くない。
半目でボーっとしたままにおいを嗅ぎ、やる気なく口を開けて面倒くさそうにモゴモゴ。
そのうち1つがポロッとこぼれ、スロープの上を転がり落ちて行きました。

瞬間、カッと見開かれたカイトの瞳。
空気を切って飛び出すカイトとリル。
落ちたジャーキーを捉え無心に食いついてます。

おお、この方法ならノリノリで食べるのでは。

残ったジャーキーを細かく千切り1つスロープに落としてみます。
ギラギラと輝く瞳でジャーキーに飛びつくカイト。
リルも真似して飛びつきます。

が、食べてない。

ジャーキーを捕らえ匂いを嗅ぐのに食べず、次のジャーキーが流れて来るを待っている。
食欲より好奇心か。おやつじゃなくておもちゃとして見ているのか。

「食べないと次のが流れないシステムですよ~」と声をかけて待ってみるけど向こうも待ってる。カイト用のジャーキーはリルが嫌いなので食べません。
そこで、リルが好きな味のジャーキーも流してみました。

元々カイトより遥かに素早いリルは即座に追いつきすぐ食べた。

リルが出てくると遠慮してテンションが下がってしまうカイトは面白くなかった様で、どんどん距離を詰めてくる。催促してくる。
仕方ないからご要望にお応えして流してもカイトは追いつけずリルに取られ、リルが嫌いな味のジャーキーは投げ捨てられてどんどん床に散らばっていく悪循環に。

あとで片づけなきゃなって諦めていたんですけど、遊んだ後はスタッフが美味しく頂きました。

もう流れてこないと悟るとちゃんと食べ始めた。

お行儀わるいな~。

・・・という事があった翌日、おやつをあげようと2匹を呼んでもリルだけ来ました。
カイトは?居ない。
いつもすぐ走って来るのにどうしたのかな?

ん?

ジャーキー流してもらうの待ってますやん!

おやつの袋をいくら見せても反応しません。
しっぽを叩き付けてつまらなそうな、不本意そうなこの顔ですよ。
ジャーキー流してよって事ですね。
誰よこんな遊び覚えさせたの・・・私か。

という事で、もう3,4日ずっとおやつの袋を見せるとここに行って流しジャーキー待ちみたいな事する様になりました。
そのうちリルも空気読んで一緒に待つ様になったし・・・。

毎度はわりと面倒だから普通に食べてよ・・・。

コメントを残す

© 2010 ebicology : エビコロジー.