「機械性蕁麻疹」「機械的蕁麻疹」「じんましん」といったキーワードでこのブログを読んで下さる方が多くいらっしゃるので、バラバラに書いていた体験記事をまとめました。
お医者さんに言われたのは、蕁麻疹は検査しても原因が分かる事は稀で、完治には体質改善が一番の近道だそうです。
そこで当ブログには使っていた薬、症状が酷かった頃の過ごし方、体質改善までの道のりを記録しています。
機械性蕁麻疹になった時に書いていた日記
2010年 じんましん(機械性蕁麻疹)の事
じんましんを発症してから1年半経った頃の症状振り返り日記
2011年 じんましん 再び
治ったと思っていたじんましんの症状が再び発生した時に書いた絶望の記録
2012年 じんましん、その後
じんましんが治った後に書いた振り返りブログ
現在
今はもうすっかり完治して、重い物を持って皮膚を圧迫しても、イライラしてもどこも痒くならず、じんましんが出る事はなくなりました。
きっとあの頃は色々な事が重なって気付かないうちに気疲れしたりストレスを溜めたりしていた所に蕁麻疹が出る要素が重なったんだろうなと今は思います。
私が完全に治ったと感じるまで3年ほどかかりましたが、症状が落ち着いたのは皮膚科で貰った薬を飲み始めて1年くらい経った頃でした。
人によっては完治に10年を越える場合もあるそうなので、治るのは早いほうだったのかなと思います。
皮膚科の先生が「体質が変わるまでなかなか治るものでもないから気長に構えて、元気な体を作っていきましょうね^^」と朗らかに仰ってくださったので、気長に付き合うつもりでじんましんをあまり気に病まなくなったのもストレス軽減として功を奏したのかもしれません。
完治までの道のり
使用した薬
飲み薬「タリオン10」
体内のヒスタミン生成や働きを抑え、鼻炎症状や皮膚のかゆみを改善する薬。
- 1日2回(1回1錠)
※酷かった頃は毎食後だったかもしれません。 - 最初の数ヵ月は処方通りの回数を飲み、症状が落ち着いて来た頃から1日1回。
そして症状が出た時に飲むという様に、飲む量を徐々に減らしていきました。 - 副作用は色々ある様ですが、私は気がつく様な症状は出ませんでした。
軟膏「レスタミン」
抗ヒスタミン作用でアレルギー性皮膚症状を和らげます。
- 一瞬でかゆみが引く脅威の軟膏
- 痒みの原因であるヒスタミンの動きを抑えてかゆみを静める為、湿疹や皮膚炎にとても効く。
- 副作用はほとんど無いそうです。
- 市販でも買えます。
病院でもらった軟膏が無くなった後、ドラッグストアで私が買ったのはこちら。パウダークリームなので塗った後べたべたしませんでした。
amazon見たらこんなのもありました。
食生活で気を付けたこと
- お酒を飲まない。
- 辛い物など刺激物も食べない。
- バランスの良い食事を心がける。(体質改善狙い)
と書きながら、ストレスが一番だめだと思ったのでたまにお菓子食べて結構自由にしてました。
お酒も控えていたのは最初の2、3ヵ月くらいでちょっと良くなって来てからは嗜む程度飲んでいました。
じんましんが出た時に気を付けたこと
- かゆくても絶対に掻かない。
→掻いたら掻いた場所でヒスタミンが広がってじんましんエリアが広がる悪循環。 - お医者さんで出してもらったレスタミンという塗り薬をすぐ塗った。
→驚くほどあっという間に痒みが引く。 - 薬を持っていない時は冷やしてとにかく掻くのを我慢した。
生活
体質を改善する以外完治は望めないとの事で、適度に体を動かし、夜更かししない様に気を付け、ストレスを溜めない様にがんばりました(最重要)
私はストレスを感じ易い性格なので、どんな些細な事でもものすごく悩む方でしたが、悩ましい問題についてはなるべく考えない様に、できるだけ楽しい事をたくさん考える様にしました。
そうしたら以前よりストレスをため込まなくなり、そしていつの間にか体質も症状も改善されていました。
今現在、じんましんでお悩みの方。
機械性蕁麻疹は治るものなので、あまり気に病まずのんびり付き合ってみて下さい。
私は初めの頃はこんな症状が出る様になって辛いと落ち込んでいましたが、そのうち「指で皮膚をなぞるだけでミミズ腫れお絵描きできるってすごくない?!」みたいな事を言いながらネタにする様になって、そのうち治っていました。
じんましんはとてもつらいけど、どうか思いつめないでください。
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