節分。
つまり私は突入した。前厄にな。
厄払いしなきゃいけないけれど、それより前に私にはどうしてもやってみたい事がありました。
ねこに角を付けて鬼にしたい。
大人しい子なら可能でしょうね。
でもうちの子達は誰に似たのか繊細・怖がり・我儘で頭に何かくっつけようものならきっとパニックでしょう。
先日リルの首にゆるく作られた毛糸のシュシュをスポっとはめてみた所、可能な限りの距離を後ずさりで後退し、壁にお尻がぶつかったらそれにも驚いてジャンプ。
そのままソファーに飛び乗った後はビックリを爆発させて大暴れです。
こっちも驚いて外そうとするんですけど、ボールの様に飛び跳ねて掴まらず、取ってあげるのに苦労しました。
こんな酷い物付けたの誰だよまったくもう。
それを見ていた夫からは「虐待!可愛そう!」と非難されました。
がーん。
他にもカイトがあくびしている時に魚のぬいぐるみを大きく開かれた口にソッと捧げ、口が閉じられた時にカポッとなる姿を見ていたらそれも「虐待やで!」と怒られた。
がーん。
猫達その後も普通に甘えて寄って来るから向こうも遊んでいるつもりなのを解ってくれているんだと思っていたけれど、驚かせる様な事は極力辞めようと心に誓いました。
と、言う訳で子鬼化計画について実行するか否か悩んでいた訳ですよ。
でもまあ、やりました。
嫌われるのを覚悟で、猫達が大好きなアルミホイルをちぎり、丸め、角の様に尖らせて作りました。
好きな素材ならばそこまで嫌がるまい。先にリルに付けると「見た事もないものを体にくっつけられた!」と、先日の様に驚き過ぎてパニックになるかもしれない。
ならばカイトだ。ターゲットはカイトだ。
カイトは眠い時なら頭に何を乗せても驚かないし嫌がらない。
前に帽子を乗せた時も魚のぬいぐるみを乗せた時もボーっとしていたから大丈夫だ。
それ。
この、角を、テープで、頭に、付けるっ!!
ボーっとしていたカイトはその場に座った。
平気?大丈夫だった?
ハラハラしながら見てるとリルが飛んで来た。
カイトの頭にそびえ立つ角に目を輝かせています。
いつも遊んでいるアルミボールの音かと思いきや、角。
彼女は今、何を思うのか!!!
カイトの頭に付いた角の匂いを嗅ぎ、はぎ取ってしまいました。
私はすぐにその角を奪い、リルの頭に乗せた!!!
案の定リルはダメでした。
頭に乗せた途端、ぶんぶん頭を振ってどこかに角をふっ飛ばしました。
でも満足ですよ。子鬼達が見られたし。
さすがに豆をぶつけると可愛そうなのでやりませんぞ。
この後カイトに改めて2本の角付けて写真撮っておきました。
次は5月の兜かなぁ~。
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