予防接種

カイトとリルは大人になり、発情期が頻繁に来る様になった。
大抵は年に2度程大きな発情期が来て、その合間に小さな発情期が来るらしいのですが、飼い猫の場合は夜も電気で明るい為、体内時計が狂いやすく発情期の頻度が高くなる傾向にあるらしいです。

カイトがうちに来た頃からお嫁さんをもらって1度は子供を産んでほしいなという希望でしたが、カイトから見たリルはメスでもリルから見たカイトはママなので子供が出来るまでには至らず、いつもリルを追い回すカイトとどこかのイケメンオス猫を探し求めるリルという構図で、初めて発情期が来てから一年以上経過しましたが無駄にリルが首の後ろを噛まれて怪我をするだけなので残念ながら不妊手術を行う事にしました。

自然の摂理に逆らって体に負担をかけたくないと思っていました。
しかし相手が居ないのに発情期が繰り返し来るというのは大きなストレスになり寿命を縮めてしまうという事と、不妊手術を行う事でメス猫の場合は子宮系の病気の心配が無くなり、メリットが大きいと知り、決断するに至りました。

動物病院に電話で問い合わせると、病院にやって来る子はやはり病気で来る子が多いので手術の前に予防接種を受けてくださいとの事。
そこで、今日は朝からカイトとリルを初めて家から連れ出して動物病院に行って来ました。

臆病ですぐパニックになる2匹が暴れて自分の爪で怪我をしない様に、洗濯ネットに1匹ずつ閉じこめてそれぞれのキャリーへ入れます(母がよくやっていた手法)。

洗濯ネットの力なのか、あまりの恐怖のせいだったのか、車に乗せても病院に着いても1声も鳴かず大人しく座っていました。

注射の説明を受け、手術のスケジュールなどを聞き、それぞれ体重を測ってから注射します。
今日接種したのはビルバゲンCRP(猫カリシウイルス感染症、猫ウイルス性鼻気管炎及び猫汎白血球減少症の予防らしい(byネット情報))でした。
猫によってはアナフィラキシーを起こしてぐったりしたりするので、家に帰ってから2~3時間は様子を見ておかしいならすぐ連れてきてくださいとの事。また、アレルギー体質の子は顔が腫れてしまう事もあるそう。なんて恐ろしいんだ。私の10分の1くらいしか大きさがない猫たちには想像もつかないほどの負担がかかるんだろう。
1日2日は運動させず安静に過ごして、1週間くらいして血液検査をしてから手術の日程を決めましょうというお話でした。

ちなみに予防接種って子猫のうちに頻繁に打って免疫を付け、大人になってからは年に1回とかの間隔で受けるものらしい。子猫のうちに定期的に受けてしっかり免疫を付ける事が大切だそうです。
「しかし完全室内飼いで外の猫と接触がないならば、病院は基本的に病気の子が来る所だからカイトちゃんとリルちゃんは特に臆病な性格という事でしたら無理に連れて来て受けさせる事はないですよ」というお話いただきました。
確かに、怖がりすぎて精神的な負担を考えて今まで1度も外に連れ出していなかったので、これが年に1度毎年病院に連れて行くとなるとストレスで禿げるくらいするかもしれないと思い、今回の手術の為に予防的な意味で接種し、以降はまた考えますという事になりました。

ところでカイトの次にリルという順番で1匹ずつ診察台に乗せたのですが、2匹とも先生がワクチンを取りに部屋を出た途端、急に元気を取り戻して歩き回ろうとしていた。
注射を打つ時は、カイトは私たちが撫でれば大人しく座っていたけどリルは暴れた。
カイトは我々に大きな信頼を置いているけどリルはカイトだけに全幅の信頼を寄せ、私たちの事は「ご飯をくれる優しいアイツとソイツ」程度の認識の様なので、私たちが撫でたくらいじゃ大人しくならなかった。
よって、首根っこをひっ捕まえて静止させる事になった。

滞りなく注射は終わり、1週間くらいしたら血液検査に来て下さいと言われて病院を後に。
予防接種代は1匹あたり、初診料とワクチン代合わせて5500円(税別)でした。
いざという時のかかり付け病院を決めておかなければとネット情報などから車で15分圏内の病院をいくつかピックアップしていたけど、今日行った病院は先生から動物に対する愛情を感じるし、飼い主への説明もしっかりしてくれるし、信頼できる先生だと感じました。
近くに良い病院があって良かった。猫たちをちゃんと名前で呼んでくれたし、診察中も猫たちにやさしく話しかけて安心させようとしてくれて、猫たちのママ役としては大変嬉しかった。夫も診察の様子を見てとても満足そうだった。

2匹は家に戻る間もまん丸な目で外を凝視していただけで特に暴れず、帰宅後も腰が引けた状態で家の中を歩き回って異常がないか調べて回っていました。
怖かったんだろうな。

以下、家に帰ってからの2匹の行動を記録します。
帰宅したのは12時頃。

  • 13時頃
    • 帰宅してしばらく経ってやっと安心した様で2匹揃ってご飯を食べた。
  • 14時頃
    • リルがしきりに左目あたりを手で掻く様になった。
      良く見ると少し目の周りの皮膚がピンク色になっていて腫れている様な気がした。
      掻いたせいなのか、アレルギー反応なのか、片目だけ少し涙目。
      軽い症状として顔などが腫れる子が居ると先生が言っていたので様子を見る事に。
  • 16時頃
    • 2階で寝ていた2匹だったけどリルだけ1階に降りて来た。
      特に何をするでもなく眠そうな顔のまま猫用トンネルにもぐりこんでまた眠った。
    • しばらくしてカイトも降りてきた。カイトは元気な様子でリルの傍に張り付いた。
      もう発情期モードに戻ったのかもしれない。
  • 19時頃
    • カイトはご飯を食べに何度も起きるのにリルはずっと眠ったまま。
      近くで猫用おやつの袋をガサガサしても動かない。おやつの気配に敏感なリルが無反応な事が不安になり、口元にジャーキーを持って行ってみるも匂いを少し嗅いだだけでまた寝てしまった。
    • 結局おやつはカイトだけが食べた。
  • 23時頃
    • リルはずっと眠っているけど呼吸は落ち着いていて体を横にして寝たりする。体調が悪い時に猫がよくするポーズとは違うので、少しは楽になって来たかな。
    • カイトもリルの傍で眠った。今日はカイトもいつもより良く寝る。カイトは元気そうに見えたけど実は体に負担があるのかもしれない。
    • 普段、寝る時は2階に行くかテントの中などに入ってしまうカイトがホットカーペットの上で無防備に伸びている。リルの事が心配なのかもしれない。
  • 深夜2時頃
    • リルが目を覚ましてトンネルに入ったまま毛づくろいを始めた。
      毛づくろいが終わると横で伸びているカイトの様子をボーッとながめた。
    • もう大丈夫かな?しばらくするとまた眠り始めた。結局ご飯はまだ食べない。
  • 朝7時頃
    • 急にトンネルから出て来て「ミャアア~ン!」と鳴き始めた。ご飯が欲しい時の鳴き方を発情期の時の声で叫んでいる感じ。慌ててリルのウェットフードをお皿に出してあげると喜んで食べた。やったーもう安心だ!カイトはリルの声を聞いて安心した様で、さっそく発情期モードの鳴き方で部屋の中をうろつき始めた。
    • もう2匹は大丈夫だな。私は布団に入って寝た。

という訳で、注射した後の経過を記録しました。
猫たちがこんな風になってしまうのなら、年に1度継続的に予防接種を受けさせるのはどうだろう。
外には出て行かないし、よその猫と接触する事もないから、ベランダに出て遊ぶ時だけ私たちがしっかり見張っていれば大丈夫かなと夫と話しました。

予防接種でこんなにしんどくなってしまうリルが不妊手術に耐えられるだろうかと、今度はそれが心配。
今までたくさん猫を飼って来たけどみんな母が主導で面倒を見ていたから、本当の意味で猫たちのママをやるのは初めてなので、本当に心配事が尽きないですねぇ。心配しすぎだと夫には笑われますが。

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