リル(肥大型心筋症 通院8回目)

先月はお薬だけの回だったので夫が病院に行ってきてくれましたが、今月は診察を伴うのでリルを連れて病院へ。
外出用の服を着て近づけば逃げられるので部屋着のままふらっと近づいて油断したリルを抱きあげ玄関へ。

リビングの扉に近づくと目的を察したリルの全身が瞬時にガッチガチに固まり、キャリーケースの傍に腰を下ろすと「ニャアー!」と悲鳴が上がりました。
1度目はファスナーの締まりが甘くて逃げられましたが次で完全捕獲。
サッと着替えて外に出ます。
「まんまと騙されたな!ガーハハハ!」みたいな展開です。

いつも通り、動物病院に着くまではグルグルとキャリーケースの中で逃げ場を探してタオルの中に潜り込み、時々悲鳴をあげていました。
「こんな緊張状態にさせるだけで心臓に大きな負担がかかっているのでは…」と夫と会話しながら病院に到着。
とても怯えていたのでキャリーケースに私のコートを被せて暗くし、手を入れて撫でると落ち着いた様でした。

幸い、今日はあまり待たずに診察室に呼ばれ、体重を計って触ってもらったり顔を見てもらったりして診察して頂きました。
今回も診察台の上でキャリーケースから出すのに苦労しました。
大人2人で両手両足補助してあげないと爪で中にへばりつくので剥がせない。
すごい力だ。

体重はなんと3.66kg。
診察室がどよめきます。
7月初旬に今年はじめて病院で体重を測った時は2.4kgだったので、たった半年弱で1kg近く増えました。

「避妊した影響も大きいですが、心臓のお薬が体に合ったおかげで体調が良くなって活発さと食欲が増したというのもあると思いますよ。」と先生の説明。
確かに最近のリルは心臓の病気が分かる以前より健康的で毛並みも素晴らしく良く、たくさん食べて適度に動いて大きなウンチを生産します。
本当に元気。
先生に「心臓病の子は少し太ってるかなくらいがちょうど良いんですよ」と言って頂いて安心しました。
体重の上昇だけ気をつけてまた2ヵ月後に診察ということになりました。
4kgは超えない様に気を付けてあげなければ…。

診察が終わるとまた風の様にシュバッと開いたキャリーケースの入口に飛び込んで行きました。
申し訳ないけどむちゃくちゃ可愛い。

帰り道のリルはいつもどおりキラキラした目で外の様子を眺め、帰宅後はこれまたいつもどおり30分ほど自分が入っていたキャリーケースや玄関の方を気にしてニャーニャーと何かを訴えていましたが、ご飯をあげたらすっかり落ち着きました。

毎度のことながら、帰宅直後に何を訴えているのかすごく気になる。

最近は薬を飲ませるのも飲むのもお互いすっかり慣れて手際良くなりました。
お薬飲ませたらすぐにご飯をあげることでコッソリ吐き出される現象も防いでいますよ。

新しい遊び場をゲットしたリル

キッチンの棚を片付けたら組み立てずに保管していた「ねこのきもち」の付録が出てきたので夫に組み立ててもらいました。

折り代を折らずに組み立てられたダイナミックなショップカーでリル店長による移動販売の旅が始まる…。

カイトには少し小さく、販売員デビューはかなわなかったのでお客さん役です。

移動販売員リル店長 ~第1章~

移動販売員リル店長
今日は雨
お客さん来ない
お客待ちも仕事の一環
「ちょっと遊んじゃおうかしら…」
今日はもうお店閉めちゃおうかしら…
常連さん!いらっしゃいませー!


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