WordPressのwp-cron.phpをサーバーのcronで動かす

プラグイン「Postie」とGmailを使って記事をメール投稿するコンテンツを作ったのですが処理が遅延する。
調べるとWordPressの疑似Cron（wp-cron.php）が宿題を溜め込むタイプという事が原因でした。

【参考サイト】
Postieで快適WordPressメール投稿（Fenix）
WordPressの予約投稿が失敗するからALTERNATE_WP_CRONをtureにしたらdoing_wp_cronが激増した（むねひろ＠プログラマー）

WordPressの疑似Cronとは

WordPressの予約投稿処理を行う「wp-cron.php」ですが、サーバーのCronとは異なり、 「ウェブサイトにアクセスがある度に時間を読み、予約された処理があれば実行する」というものなので困ります。
ぜんぜん困ります。
アクセスが少ないサイトの場合は何日も処理が実行されないことになるじゃないですか。
そこで、この疑似cronを停止してサーバーのCron設定を使う事にします。

wp-cron.phpを使うよりサイトの表示も早くなるし良い事づくしの様です。
という事で、今後自分が使うレンタルサーバー「mixhost」「さくらインターネット」「Xserver」「Biz メール＆ウェブ」それぞれの設定について記録しておきます。

wp-cron.phpの動きを止めてサーバーのcronで動かすための設定

WordPress側の共通設定

どのレンタルサーバーを使う場合も共通です。
WordPressインストールフォルダ直下にある「wp-config.php」をダウンロードして下記を「設定が必要なのはここまでです…」の上に追記してアップロードします。
※wp-config.phpをインストールフォルダより上の階層に移動している人は上の階層を探してください。

//wp-cronを動かす
//define('ALTERNATE_WP_CRON', true);
//wp-cronを停止
define('DISABLE_WP_CRON', 'true');

↑これでwp-cron.phpを止めました。
　また動かす時は下記の様に編集してアップロードします。

//wp-cronを動かす
define('ALTERNATE_WP_CRON', true);
//wp-cronを停止
//define('DISABLE_WP_CRON', 'true');

mixhostで1分に1回wp-cron.phpを動かす設定

Cronてなんて読むの問題

クロンと読むんだと思ってますが、「クーロン」と読む人も居るので何が正しいのか調べてみた。

日本語ではクーロンという読みが慣習的に広く用いられているが、英語では通常クロンまたはクローンと発音する。

crontab – Wikipedia

出たよ「日本では」。
和製やめろー！混乱するだロー！