サイトのURLがTwitterに有害と判定されてしまったら

ある日突然、Twitterから自分のサイトが安全ではないと判断されました

ある日、Twitterから自分のブログへのリンクをクリックしたところ、こんな文章の画面が開きました。

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えー!わたしのブログがスパムサイトだってー!?(混乱)

回りくどいので結論を先に

結論を先に書くと当時、私のブログドメインはレンタルサーバー「mixhost」のサブドメインで運用していたのですが、そのサブドメインの本体「mixh.jp」がスパムドメインのデータベース「The Spamhaus Project」のブロックリストに登録されてしまい、このデータベースを基準にスパム判定を下すTwitterからはじき出されてしまっていたのでした。恐らく、サブドメインを使用している他のユーザーが有害サイトと判定されるコンテンツを公開しているのでしょう。

という事で、このデータベースからmixh.jpを削除してもらう様に申請したところ、すぐに解決したのでやった事を記録しておきます。
※ 有害サイトが無くなった訳では無いのでしばらく経つと再び登録されてしまい、また同じ事になったので結果的に私は独自ドメイン「ebicology.work」を取得しました。

スパムドメインのデータベースからの削除依頼手順

1. Googleの「セーフ ブラウジングのサイトステータス」で確認

まず、知らないうちにブログが乗っ取られたか、スパム行為と判定される様な事をしてしまったのではと不安になったのでGoogleの「セーフ ブラウジングのサイトステータス」で調べます。

「サイト ステータスの確認」に自分のURLを入れて検索すれば結果がすぐに出て、「安全ではないコンテンツは見つかりませんでした」と表示されたので、私のサイトはスパムではないとわかりました。

2. Spamhausのブロックリストに登録されている事が分かるまで

検索した結果、下記ブログから答えを知る事ができました!

【参考1】【Twitter】総務省のURLが「警告:このリンクは安全ではない可能性があります」エラーで表示できない原因と対策について

リンク先:情報科学屋さんを目指す人のメモ

【参考2】自分のドメインがSpamhausのブロックリストに登録された場合の解除手順

リンク先:情報科学屋さんを目指す人のメモ

参考記事の通り、私がレンタルしているサーバーの「mixhost」のドメイン「mixh.jp」がSpamhausのブロックリスト「DBL」に登録されてしまっていました。
TwitterはこのDBLリストに沿ってブロックしているそうなので、ここに登録されている限り、Twitterに直接解除申請を送っても通らない可能性があると思われます。

以下に書く内容は、上記記事の内容に沿って実際に行った手順です。

3. 削除申請

【参考2】のリンク先の記事内容の「3.確認・解除方法」の 1~5の手順に沿って削除を申請しましたが、「3.5. 5.必要事項の入力」の後、私の申請したドメインは自動削除が通らず手動で削除するのでメールで申請してくださいという様な文言が表示された為、削除して欲しい理由と共に申請します。

英語で書く必要があったのでGoogle翻訳を使って、「こんにちは。私はmixhost.jpのレンタルサーバーを利用しているユーザーですが、このドメインがDBLに登録され、Twitterから警告が出て困っています。リストからの削除をお願いします。」みたいな文章を送りました。

入力したメールアドレス宛てに申請の認証URLが送られて来て、クリックして手続きは完了。

すると数時間後には返事を頂けて無事リストから削除して頂く事ができました!
最後に送られてきたメール本文は英語で

あなたのドメインのデータを見て登録をリセットしました。ドメインのスコア結果はもうDBLにリストされません。

みたいな事が書いてありました。

「今後の問題を防ぐ為にFAQを見てください」とリンクも付いていたので見てみると、ドメインがDBLに登録されてしまう理由についてのFAQが書かれていました。(検索してる時も誤登録はよくあるみたいな事が書かれてましたね)

DBLからドメインが削除されたのが金曜の深夜で、それからすぐTwitterからのリンクも正常に戻りました!

めでたしめでたし!

カイトとリルはおもちゃ棚の前で待機する
それはさておき

後日またDBLに登録されてしまった。

前と同じ手順でspamhausに削除依頼を送ってみましたが、メールで「ドメインの管理者が問題を解決する必要があります」という返事が返ってきてしまい私の方で出来る事はお手上げ状態。
ここでやっとmixhostのサポートセンターにメールで連絡してみました。
後日、調査内容をご連絡いただいたところ、結局サブドメインで運用を行っている他のユーザーの誰がスパムサイトを作っているのか分からないという事で、独自ドメインの取得をお勧めされたため、めんどくさくて先延ばしにしていたドメイン取得を行い、URLが「https://ebicology.work」に落ち着きました。

はじめからこうしておけばよかったんですよね。


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