8月8日にリルを病院に連れて行ってから3日経ったので経過を診てもらいに日曜に病院へ行きました。
大事な話なのでカイトは連れて出ず、夫と一緒に先生のお話を聞きに行きます。
お出かけ用の鞄を持っただけで私から距離を取ってしまう用心深いリルなので、そしらぬフリで出かける服に着替えたのですがもう病院に行く事がバレて逃げられてしまいました。
2階で縮こまっていた所を捕獲し、バタバタ暴れるのを抑えてキャリーケースへ投入。病院に行く恐怖で心臓がどうにかなってしまいやしないかとすごく心配なので移動中ずっと声をかけた。
診察室でもキャリーケースの中で小さくなって怯えていたけど、なんとか2人がかりで出し、診察台の上へ出そうとするもすごい力で頑張られたので先生が「すごい力だ。」と呟いていた。
リルが病院で先生からこれを言われる度に、ゴールデンカムイのアシリパさんを思い出して微笑ましく思う。
無事、診察台の上に乗ったリルが出来るだけ怖くない様に両手で目を覆って頭を優しく撫でました。
先生が体温計を準備してる間また私のお腹にすごい力で潜り込もうとしてきたのですが、残念ながらママのお腹に穴は開かないのでオエッとなるくらいグイグイされただけで、リルは観念して可能な限り私に寄り添って縮こまっていた。
薬のおかげで呼吸も落ち着いていて、体重も特に減っておらず2.8kg。
体温は8度8分で平熱。
このまま経過を観察して、肺に溜まっていた水がきちんと利尿作用のあるお薬で抜けたかどうかは3日後に改めて診察を受け、その時にレントゲンを撮ってもらう事になりました。
この利尿作用のある薬は副作用として他の臓器(腎臓)に影響が出る為、いずれ止めていける様にしていくのが理想的だそうですが、先生は過去に高齢の動物を診た時に副作用の影響を懸念し、焦って薬をやめた事で残念な結果になってしまった子を診た経験があるとの事で、まだ若いリルならそう焦る事もないので慎重に進めて行きましょうとお話されていました。
ただ、犬の症例の方が多くあるそうで、猫のデータはあまり多くないとの事。
家でも1分間の呼吸数をカウントして記録する事になりました。
お薬は引き続き、前にもらったものを飲ませておけばOKとの事で、怯えるリルをキャリーケースに戻して帰りました。
家に帰れることがわかると元気になるリルは帰りの車の中では窓から外の景色を楽しそうに眺めていました。
家に帰ってからも、また前回と同じく何かを探す様な仕草で玄関に行かせてとしばらく鳴き続けていたので、もしかしたらもっと外の景色を楽しみたかったのかもしれないね。リルは外を見るのが好きだねと夫と話して笑った。
8月8日に処方していただいた薬の記録を付けていなかったので、ネットで調べてみた内容を書いておきます。
処方されているリルのお薬
アピナック 12.5mg (1回1/2錠)※1日1回
アピナック®錠は、ACE(アンジオテンシン変換酵素)阻害薬といわれる慢性心不全の症状を改善するお薬のひとつで、血管を拡張し心臓の負担を軽減します。
僧帽弁閉鎖不全症で「アピナック®錠」を処方されたペットオーナー様へ
ピモベハート 1.25mg (1回1錠)※1日2回
犬:僧帽弁閉鎖不全による慢性心不全に伴う症状の改善
ピモベハート錠 1.25(共立製薬株式会社)
フロセミド 10mg(1回1/2錠)※1日2回
フロセミド は、心不全、肝硬変、腎疾患による浮腫の治療に用いられるループ利尿薬の一つである。降圧を目的とした処方も行われる。性状は白色結晶性の粉末であり、水にはほとんど溶けない。経口投与でも筋注でも速やかに吸収され、血漿蛋白との結合率が高く、肝臓や腎臓以外の組織にはほとんど分布しない。
ウィキペディア
ピモベハートに「犬」と書いてあるところが気になった。
容量を守れば大丈夫なんでしょうけど、犬と猫に構造の違いってあるのかな・・・

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