猫たちの不妊 去勢 手術

2月4日(土)手術前日

猫たちの手術の予約は5日の日曜ですが、朝から居ても立って居られなかった私は庭に出て車を洗った。
夫も自分の車を洗いはじめ、私は花壇もなんやらいじって綺麗にした。
家に入った後はリビングの模様替えを提案し、テレビとソファの位置を逆にすることに。
テレビ線とケーブルカバーは家電量販店で合わせて3000円くらいで購入。
帰宅後、さっそく夫にケーブルを壁に沿って付けてもらい、家具移動。

手術を受けた後に過ごす部屋の環境を変えたらストレスになるかもしれないので事前にやっておく事にしました。

カイトもリルも興味深く模様替えの様子を見守っていて、特にリルが模様替え後の部屋に興奮して「ウルルルルルッ!!」と嬉しそうに唸りながら部屋の中を走り回っていた。リルちゃんはいつまで経っても子供ちゃん。

カイトが男の子として過ごす最後の1日はその後のんびり過ぎて行きました。

リルは血液検査した日からたいして食欲も変わっていないし毛艶もまだ元通りではないから延期だろうなという予想。
盛りが来てからあんまりモリモリ食べなくなったのでご飯をロイヤルカナンの高カロリー食に変えてみたりして栄養補給に四苦八苦しています。
お金のかかる子だ。

手術の同意書

早起きすると猫達もまだ寝ていた。
朝から絶食する様に先生から言われていたので、ご飯と水を隠して手術に備えます。
今って手術前にこんな同意書があるんですね。
実家に居た頃飼っていた猫達の不妊手術は親が連れていっていたから、当時ももしかしたらこういうのあったかもしれないけど、同意書や注意書きの文章を読んでいたら少し怖くなった。

リルの採血があるので病院には朝の内に行く事になっています。
朝預けたら手術は午後イチだそう。
待っている間に怖い思いをするだろうから極力遅く行きたい所です。

病院に行く前にふみふみ

出掛ける前にカイトに最後のふみふみをさせてあげよう。
私が両足を出して床に座るといつでも喜んで「にゃにゃー」と呟きながら飛んできます。
そのまま仰向けに寝転がるとお気に入りのネズミのぬいぐるみにかじりついて私のお腹を揉むのです。
ウットリした顔で目を瞑り、お腹を揉み続ける姿がかわいい。

お腹を揉んだ後は足、腕と移動しながら揉んでくれますが、腕揉んでる時は態勢が安定しないのか必ず後ろに下がって来るので私の顔面に迫るカイトのおしりはウンチした後だと凄まじい恐怖となります。
1度ほやほやのおしりをぺたりとくっつけられた事もありますが、幸い彼の長毛が壁となって物理的ダメージは回避できました。

最後はいつも急に発情期のオス猫モードに切り替わって人の足を抱え込んだまま腰を振り力尽きて動かなくなります。
爪が伸びていると確実に爪痕が刻まれる為、終わるのを待つ間はしばし試練の時となります。
去勢が終わったらもうこれしなくなるのかな。
座る度に「にゃにゃーん!」って言いながら飛んでくるから気が済むまで動かないで待つの大変だったけど無くなると思うと寂しい。

いざ、病院へ

出掛ける準備の為、またもや登場した猫用キャリーケースを見るや2匹同時に狼狽え逃げ出そうとしましたがすぐ捕獲。
2匹とも暴れない事が分かったので今日はもう洗濯ネットには入れず、そのまま入ってもらいました。

外に出ると冷たい雨です。
昨日車を洗ったのに…と私の心も雨です。
立派なタマタマを抜き取られるカイトの運命は大荒れでしょうね。

病院にてリルの採血、カイト日帰り入院

日曜だけあって病院の待合室は混んでおり、しばらく待ちました。
診察室に呼ばれてリルの採血を実施。
今回もリルはされるがまま大人しかった。
検査結果としては白血球数は増えはしても誤差程度である為、大事を取って延期に。
急ぐものでもないし、リルがたくさん食べる様になって体重が戻ったらまた検査しに来てみて下さいという事になりました。今回のリルの血液検査は1500円くらいだったと思います。
前回先生が気になった項目だけの検査だったから安かった。

「さぁ、それじゃカイトちゃんをお預かりしましょうか」と気配を消すカイトに声がかかりました。
リルと入れ替えで診察台の上にカイトのキャリーケースを置きます。
開けてみると怯えきって身体を固く縮めたカイトの姿が。

「ではこのままお預かりしますね。」と、先生がカイトを抱き上げてもカチンコチンです。
「カイト、夕方迎えに来るから頑張るんだよ。」と撫でながら声をかけましたが我々は視界に入っていない様子で目は見開かれ虚ろ。
怖くてたまらないんだな。かわいそうに。
もしかして「僕は捨てられるんだ」なんて考えていたらどうしよう。

「カイトをどうぞ宜しくお願いします」と先生たちに挨拶して病院を後に。
叶うならずっと隣に座っていてあげたい。
お前は二度と人の手には渡らないから安心していいと教えてあげたい。

カイトを預け、リルと家へ帰る

帰宅後、リルをキャリーから出すとすぐにカイトを探して鳴き始めました。
カイトの姿が少し見えないだけで赤ちゃんみたいに鳴き出すので、怖い思いをした後はすぐ優しいおにいちゃんに慰めてもらいたい様です。
居ないと気付くとあんなに嫌がっていたキャリーケースに飛び込み、匂いを嗅ぎまくりはじめました。

「リル、もう一度そこに入れてもらえばカイトに会えると思ってるの?」と声をかけてみますが、彼女はカイト探しに必死。
あんまり鳴くので鳴き出す度にカイトがいつも舐めてあげてるのを真似してリルの頭を撫でました。
撫でると鳴き止む。そして落ち着く。

さみしそう
さみしそう

その後は鳴く度に慰めておもちゃを振って気を逸らす事がリルが寝るまで続きました。

カイトを迎えに行きます

リルが深い眠りに落ちた夕暮れ時。
18時にはカイトを迎えに行っても良いので5分前に病院に到着。
待合室には人がいっぱいでした。この病院人気なんだなぁ。

今か今かと呼ばれるのを待つ時間がやたらと長く感じられた。
先に支払いを済ませてくれたので後は引き取って帰るだけ。
15分程して名前を呼ばれ、診察室へ。

先生からカイトが家に帰った後の過ごし方について説明をしていただきます。
21時か22時くらいになったらお水を飲ませてみて、吐かないならご飯を少しずつ与えてあげて下さいとのこと。

さらに先生から「摘出した睾丸は、・・・見たいですか?」との言葉が!
夫はすぐさま「いやいやいやいや!」と遠慮したのですが私は「はい!見たいです!」と即答。カイトの事は全部知りたい!
先生は「そうですよね、男性はちょっと辛い所ですよねー。」と笑いながら私の方にそっと持っていた袋を開けて見せてくれました。
「平均的な猫のサイズですよ。」と説明してくれます。
「おお、ソラマメくらいですね。」と答えながら見つめます。
カイト、ママは出来ればこれをあなたから取りあげたくなかったよ。自然の摂理に反する事はしたくはなかった。
しかし発情期毎にストレスをためる姿を見ていたら、発情期で寿命が縮まると言われる理由がよく分かった。

でもカイトとリルの間に子猫ができなくて残念だったな。
大切に育ててくれそうな、産まれたら欲しいっていう人が何人か居たんだけどな。
結局、いつかカイトが死んでしまったらカイトとの縁はそこで途絶えてしまうんだな。
無性に寂しい気持ちになります。
取り出された睾丸には少し血がついている。傷が痛むだろうな。ごめんよ、本当にごめんよ。
一生不自由させないからな。

「それじゃ、カイトちゃんを連れて来ますね。そのまますぐ連れて帰ってあげて下さい。」と言って部屋を出ていった先生はすぐにカイトを抱っこして連れて来てくれました。
カイトの頭にはエリザベスカラーが付けられ、完全に怯えきった顔をしている。
預けた時より1まわり小さくなった様に感じる。
「カイト!迎えに来たよ。おうちに帰ろう!がんばったね。ごめんね。」と、夫と声をかけながらキャリーの中へ。

1週間後にカイトの傷の具合を見せに来た時にリルの健康状態を報告する事になりました。
そこでリルが順調に太っていっている様ならまたそこから1週間くらい様子を見て血液検査してみましょうとの事。
猫達の恐怖はもう少し続く。

そしてたった半日とはいえ待ちに待ったカイトとリル、感動の再会は思わぬ形で長くなったので次の記事「帰宅後の様子」をご覧ください。

コメントを残す